アメリカでのいい話④ サンフランシスコで感動!

 アメリカに留学して最初の夏休みに、友人と一緒に初めてロスアンゼルスからヨセミテ国立公園、サンフランシスコへの一週間のドライブ旅行に出かけました。その時、今でもよく思い出す素晴らしい出来事が、最終目的地のサンフランシスコでおきました。

 

 旅行中はパンばっかりだったので、そろそろお米が食べたくなり、サンフランシスコではお米を求めてチャイナタウンまで行きました。あちこち探して、やっと手ごろな値段のレストランに入ってメニュー見ていたら、ウエイトレスが慌てやって来て「日本人か?」「ちょっと助けてくれ!」と中国語なまりの英語で言ってきました。突然なので頭の中は「???」状態になりながらも、案内されるままに他のテーブルまでついて行きました。すると「この人たちは日本人だから、通訳してくれ」と言います。英語が分からないのかなと思い「分かりました」と引き受け、席に座っている8名ぐらいの方々に挨拶しました。すると、みんなニコニコしながら手話と片言の言葉で「こんにちは。有り難う。」と返してきました。私は驚きました。というのも、健常者でも言葉や習慣の違う海外での旅行は緊張するのに、彼らだけで旅行していることに本当に驚きました。その上、みんな明るくてアグレッシブで、何の問題もなさそうです。自分が驚いていると、それぞれがどんどん「このメニューは何」と聞いてきます。ウェイトレスと私は彼らに圧倒されて、2人で慌てながら説明しました。そして、一人一人の注文を取り終わりウエイトレスと顔を見合わせ安堵していると、みんなすっと立ってお礼を言ってくれました。なんだか凄く日本人として誇らしく思い、そして感動しました。英語がまだまだ話せず苦労していた自分は、言葉を伝える究極の極意を見たようでした。私も前向きにアグレッシブに頑張ろう。そう思える体験をさせていただきました。